東京都福祉保健財団の助成事業で進めている「SNSと子どもの調査」で大変有意義な調査結果が出ました。

昨年度の事業で0~12歳までの子どもの保護者が「SNSに抱いている知識や問題意識等」についてのネット調査を実施(2020年2月実施)しました。調査対象者は2020年2月に東京都内居住の877名(父親等487名)、母親等390名)です。

 集計してみると、これでは「子どものSNS使用指導に問題が生じる!」と驚かせる明確な結果が出ました。

 例えば子どもにICTを「ルール全然なし」に使わせている保護者が56.2パーセントと半数以上にも及ぶことが判明しました。

 それでいてSNS等に投稿された「子どもの写真」が、どのように拡散するかを「よく知らない」者が55.8パーセントと半数以上も占めるのです。特に男性の保護者に多くなる傾向にあります。無防備です。

こうした結果を踏まえ本年度は、保護者向け「SNSと子ども」のシナリオを作成したいと計画しています。

あぶないときは いやです、だめです、いきません ~子どもの身を守るための本~出版されました。

子どもが、犯罪から命を守るための本、発売されました。新しい春を迎える皆様、ぜひお手に取ってみてください。春休みの間に、ぜひご近所をあるいて「ひまわり」を見つけてみましょう。https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b598226.html

あぶないときは いやです、だめです、いきません

留守番ルールについて日経デュアルに掲載されました。

留守番中の子どもの安全ルール作りについて、日経デュアルでもまとめています。よろしければご覧下さい。留守番シミュレーションチャートも掲載されていますので、親子で是非ご活用ください。

https://dual.nikkei.com/atcl/column/19/022800063/031500015/

留守番中の子どもの安全に要注意!

休校中の子ども達がお留守番をしている時に、ドロボウと鉢合わせし、怖い思いをした事件が起きています。

幸い今のところ、子ども自身が暴力を受けたりした被害はありませんが、家のガラスを割られたり「前を見ていろ!」といわれてその間に金品を盗られたりという、非常に恐ろしい思いをした子ども達がいます。

こんな時に、なぜそんなことを!と怒りがわいてきます。

ぜひ,お留守番の際に気をつけること、または家族全員が不在の時にも気をつけるべき家のセキュリティ対策をここで確認しておきましょう。

1.裏手横手の鍵をしっかり!

犯罪者は、正面から侵入する場合もありますが、大抵家の横手、裏手から侵入します。ちょっとした小窓や、ベランダ、二階の窓などの鍵が閉めてあるか、必ず大人がルスをするときには確認しましょう。季節も良くなり、窓も開けたいと思いますが、外から侵入されやすい窓は、意識的に閉めておきましょう。

2.3つの鍵

できれば、窓の鍵は、真ん中、上、下の3箇所施錠しておきましょう。とにかく侵入に時間をかけさせること。5分以上時間のかかる家は諦める傾向にあります。

3.家に大人がいるふりをする1

ラジオや、テレビ、音楽などをかけて、家に家人が在住していることを示すこと。

そして、カーテンなどを開け放して中に子どもだけでいることを見せない工夫もしておくと良いです。「お母さん今日いないんだ」など大きな声で外でお話ししないように、約束しておくのも良いでしょう。

4.家に大人がいるふりをする2

子どもだけで留守番をしていても、外にでることもあるでしょう。子ども達が帰ってきたら、「ただいま!おとうさん!」等言いながら入ると良いです。もしもついてきている者がいたりしたとき,家の様子を周りでうかがっている者がいたときも「あ、ここは父親がいるのか、、」と思わせることができます。

5.電話や宅急便などのルールを決めておく

決められた電話番号にしか出ない、宅急便はでるかでないか、外に置いてもらうように手配するなど、ルールを必ず決めておきましょう。。

6.近所の人と協力をする

普段から仲良くしているご近所がいたら、時々様子を見てもらうようにすると安心です。また、ドロボウはほとんどの場合下見をします。見慣れない人が家の周りをうろうろしていた、車がじっと止まっていたなどあったら、近所の人に教えてもらうようにしましょう。もちろん、そんなときはすぐに110番。警察にパトロールしてもらいましょう。

留守番中の子どもの安全の番組もあります。

こんなときだからこそ、犯罪からの安全対策、しっかりしていきたいですね。

子ども安全リアルストーリー 留守番編

https://www.nhk.or.jp/tokkatsu/anzen/?das_id=D0005170499_00000