子ども110番めぐり

地域・行政・NPO・専門家が連携して行う「子ども110番めぐり」

私達は、地域の児童館、NPOなどと連携し、「子ども110番めぐり」を行っています。子ども110番と言っても、子どもはなかなか飛び込んで「たすけてー」とはいえません(ステップ総合研究所調査より)。また、いざ飛び込もうと思っても近くに110番の家がないことも多く、なかなか実際に活用されていないのが現実です。

互いに挨拶を交わし、顔見知りになり、いざという時に助け合う力をつける

そこで、NPO法人「とらいあんぐる」さんや、大塚児童館の先生方とともに3年前に始めたのが「子ども110番めぐり」です。子ども達と一緒に歩いて110番のお家にごあいさつに回ります。高学年の子ども達は地図に子ども110番の家を描き込み、あとで参加できなかった子どもたちにも地図を見せて教えます。

子ども110番の家の方と実際に顔を合わせ、御挨拶することを重ねることで、子ども達も地域の方も互いの壁がなくなってきたのを実感します。

だんだんと子ども110番の家ではない御近所の方も「うちにもいざというとき飛び込んできていいよ」と声をかけて下さる方が増えてきました。

このような取り組みのお手伝いも、各地で行いますので、ご興味のある方はどうぞお問い合わせください。