学童クラブや児童館の安全

科学的根拠に基づいた体験型安全プログラム

当機構はこれまで全国の幼・保園、小学校・中学校・高等学校、児童館、学童クラブさらには特別支援学校の子ども安全教育にたずさわってまいりました。指導の内容は、元犯罪者との研究や、事件現場・地震現場調査、大学等との連携研究等をもとに、発達段階に沿った「体験型安全教育プログラム」を作成し、指導しております。

平成28年度からは公益財団法人東京都福祉保健財団の「東京子育て応援事業交付金助成」を受け、学童クラブに通う子どもたちの安全体験教育指導・研究(①犯罪からの安全 ②地震からの安全 ③通学路安全チェック)を行っています。
本助成研究では、1.学童クラブ保護者・指導員指導用の犯罪及び地震からの安全教育の教科書の開発と、2.子どもの危機からの安全の力(安全基礎体力)の定着度測定、また3.安全教育DVDの作成を主に行っております。こうした指導教材を用いて、学童クラブにおいて安全教育がなされることで、学童クラブに通う子どもたちのみならず、子どもの保護者や指導員の皆様にも十分な安心・安全をお届けすることができると思います。

指導者の方々からも大変高い評価を受けています

平成28年度はこれらの教材を用い、学童クラブ数か所で指導を実施、効果測定なども行い、80%以上の指導者が「他でなされてきた安全教育より有効」、97%以上の指導者が「子どもたちの成長に伴い引き続き受けさせたい」との結果が出ました。

体験型安全教育を実際に見てそれに関する意見」はこちら

プログラムは3種類

地震からの安全「5分8秒を生き残る」の様子

①犯罪からの体験型安全教育プログラム

②地震からの体験型安全教育プログラム

③通学路の安全チェック ※子ども110番めぐりはこちら

※職員研修等において、「建物への不審者侵入危険度チェック」や不審者侵入等、緊急事態の対処法のアドバイスなどをすることも可能です。
なお、指導にあたりまして、各プログラムにつき児童一人当たり100円をいただければ幸いです。助成金は教材開発費のみとなっており、教材費、交通費は含まれておりません。したがって、この100円は子どもや保護者、先生方への資料・教材費等必要な経費に充てたく、ご理解のほどお願い申し上げます。