松戸市立常盤平第二小学校で安全教室をしました

1月16日、松戸市立常盤平第二小学校で犯罪からの安全教室をおこないました。

1年生と保護者がご参加くださり、体験盛りだくさんの1時間になりました。保護者が来られなかった子どもたちにも、皆さんが温かく練習のサポートをしてくださり、「自分の子だけでなく、まわりの子どもも少し気に掛ける」という、地域で子どもの安全を守る最も基本的なことを実現することができました。

今回は「自分の身は自分で守る」ということをテーマで学びましたが、最後に「もしもお友だちが困っていたら、助けてあげられるような人になろうね」というお話をしました。掲示板やまちの汚れを見つけたら、大人と一緒にきれいにしてみるなど、自分の家だけでなく、少し周りにも目を配れる、そんな人に育ってほしいなと願っています。

練馬区青少年育成関地区委員会で講演させていただきました

練馬区青少年育成関地区委員会で講演させていただきました

1月18日、練馬区の青少年育成関地区委員会環境部会の皆さまからお声がけいただき、講演をさせていただきました。

大変ありがたいことに、昨年に引き続きお呼びいただきました。今回は「そのときあなたならどうする」と題し、実際に参加された方ご自身や、お子さんに起こりうる様々な危機にどう対処するか、ディスカッションやロールプレイを通じて、被害者・加害者にならないために必要なこと、犯罪者の基本的な行動原理や安全なまちを作るために必要なことをお話させていただきました。

大きな声を出したり、不審者に扮したりなど、皆さまに積極的にご参加いただき、私たちも学びの多い2時間となりました。関地区の皆さまありがとうございました。

大きな声を出す練習にも積極的に参加してくださいました

「こんなときどうする?」という問いに対して考え、実演していただきました

 

<ご参加くださった方の感想>※環境部会の皆さまが取りまとめてくださったものから抜粋

 

 

・同じ内容の講演を何度聞いても役に立つし身につくので、親はもちろん子供たちに向けても定期的に開催してもらいたいと思いました。

・中学生になって行動範囲が広がり、親が見守れないことが出てきたが、去年講座を受けてから、子供にしつこく1ヶ月に1回は話し合うようになりました。

 

・本日の講習会とても参考になりました。防犯対策だけではなく、災害と絡んだ話がとても興味深かったです。1年に1回はこのような防犯に関する話を聞く機会があればと思います。忘れてしまうので。

・頭を使って考えて、自分がしっかり参加していると実感できるすばらしい講座でした。

・本日は有難うございました。多方面に色々と知ることが出来て勉強になりました。早速、子供と話し合いたいと思います。実技も学べて良かったです。親子で練習します。シャトルラン、20mの距離を体得する為にもとても良い事だと思いました。

 

・漠然とした不安が少し具体的にわかりました。自分自身、子供にとってもためになる講習会で参加出来て良かったです。

・神社の近くに住んでいるので、暗くなると視界が悪くなり、危ない事を子供たちに言い聞かせ、意識して歩くように言っています。それでも万全ではないと思っているので、講座で学んだ事を家族で話し合いたいと思います。

 

静岡新聞(2018年1月19日夕刊)に、代表理事清永奈穂のコメントが掲載されました

静岡県が実施した平成15年以降過去3+今回=4回の県民安全調査の一部について、静岡新聞(2018119日夕刊)に、代表理事清永奈穂がコメントいたしました。

静岡県くらし交通安全課体感治安調査 犯罪被害通報せず56% 

以下、記事にリンクします。

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/448024.html

※記事より清永のコメントを抜粋(静岡新聞2018年1月19日夕刊)
■体感治安向上を アンケートの報告書を作成したシンクタンク「ステップ総合研究所」(東京)の清永奈穂所長の話
刑法犯認知件数が減少しているのに、犯罪への不安がそれほど解消されていないのは、数字と個人の被害体験に乖離(かいり)があるためだ。被害に遭った人は「自分に落ち度があった」と感じていたり、「大げさにしたくない」「それほど重大な事案ではない」と考えたりして警察への通報をためらっていると推測される。ドメスティックバイオレンス(DV)や性犯罪、振り込め詐欺などの犯罪に対する不安感は高い。体感治安を向上させるためには潜在化している事案を表に出し、解決していく努力が必要になる。

(文責  堤紘子  2018・01・23)