「犯罪から園を守る・子どもを守る」刊行されました!

園の教育に関する本を幅広く出版されているメイト社から、
「犯罪から園を守る・子どもを守る」という本が出版されました。

1.園を守ること、
2.園にいる園児を守ること、
3.小学1年生になり一人でしっかり登下校できる力を園時代につけること、

この3点を主眼に置き書かれた本す。
今までにない内容となっています。
園の先生からは「具体的ですぐに使える」
「本全体にとてもあたたかい雰囲気が流れていてとてもよい」
「イギリスの安全教育について書かれているのが良い」
「遊びながら付けられる安全基礎体力の部分は、毎日やってみようと思う」
といったお声をいただいています。

園の周囲の危険個所や、園の守りなど、また子ども自身に安全基礎体力をつけること、
大人の見守りの姿勢に関して等、小、中、高校の先生方にも「活用できる」とのご意見をいただいています。

ぜひお手に取っていただければ幸いです。

購入方法は下記のとおりです。

表紙 写真

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書名『犯罪から園を守る・子どもを守る』(商品コード:61432)
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園・小接続期の安全教育

 子どもの安全のための幼・小接続期安全教育カリキュラムの開発研究がスタートしました

 本年度は、これまで行って来た犯罪からの安全に加え、公益財団法人森村豊明会様からの助成を受け、大地震下の幼稚園の安全研究と指導を行ってきました。
 その結果確認できたことは、①幼稚園児でも期待した以上の「犯罪+地震からの安全」の学びができること、②むしろ素直な心で自発的に学びがすっきりと効果・効率よく行われること、③そうした幼稚園段階での学びが小学校段階での学びの大きな下支えになっていること等が確認できました。
 私たちは、当初、幼稚園から小学校を意識した安全教育を「初めてのいってきます」プログラムと呼びました。最近では、公的には「接続期カリキュラム」と呼び、安全教育だけでなく、教育一般の大きな視野に立って幼少園校で取り組み始めています。ただまだ十分なプログラムの開発は進んでないようです。
 私たちは、NPO法人体験型安全教育支援機構と(株)ステップ総合研究所の合同理事会で「犯罪+地震そして交通安全」の三部門から成り立った接続期安全教育カリキュラム研究をスタートすることといたしました(2018年12月20日)。大切な研究です。
 ご興味のある方は、どうぞご参加を。
(文責 清永奈穂  2018・12・22)

尾久小学校で体験型安全教室を行いました(連れ去り・SNS)

10月27日、荒川区立尾久小学校で、低学年、中学年、高学年それぞれに体験型安全教育を行いました。
低学年・中学年には連れ去り防止の体験授業を、高学年には、インターネット・SNSの安全について体験的に授業を行いました。
高学年の授業では、「わかっているけれどやってしまう」を前提として、危機を予測するだけではなく乗り越えることを、
そして、ただネットの術(すべ)だけを教えるのではなく、実は犯罪者の行動、つまり低学年・中学年で教えることの連続性にあることを念頭に授業を行いました。尾久小では、昨年も体験型安全教育を行っているので、高学年の子どもたちにも、犯罪の連続性のなかでインターネット・犯罪について伝わったと思います。
授業後、先生方から「狙い通りでした。子どもたちは、便利だけれど、使い道を間違えると怖いところもあるSNSによる犯罪、トラブルについて真剣に考えだのではないか」との言葉をいただきました。ぜひ、犯罪からの安全教育、全学年で読んでいただけましたら幸いです。

大地震時における幼稚園児のための指導書「なまずのグラちゃんにはまけない ぞ」完成

就学前のお子様向け「初めてのいってきま~す!」シリーズの大地震版です。
幼稚園の年長組さんは、もうすぐ小学校に通うことになります。その初めての
日、玄関先で安心して「行ってらっしゃい」「行ってきます」と言いかわす音
ができるよう、地震に対応する基礎的体力を付ける目的で副題「はじめてのい
ってきます」を付けました。
タイトルの由来は、昔から大地震は大鯰が引き起こすもの、という言い伝えか
らです。表紙には、ユニークな姿をしたグラちゃんの勇姿が踊っています。
本指導書の作製は、年少・年中向け教材は、公益財団法人森村豊明会様、年長向け教材は東京都福祉保健財団の助成費をいただきました。
とても助かりました。深く感謝申し上げます。
また指導書の作製のみならずこの指導書を使った指導者(幼稚園の先生)の
育成講習会も開催し、好評を得ました。来年以降も続ける予定です。
(文責 砂川優子・堤紘子・清永奈穂       2018・11・06)

千葉県警が当機構のプログラムで体験型安全教育をおこなっています

千葉県警が、当機構のプログラムを用いて県内の各学校で体験型の安全教育を行っています。昨年度、県警の方に体験型安全教育についての研修をさせていただいたご縁もあり、どんどん「ステップ式体験型安全教育」が広がっています。

東京新聞で、その様子が紹介されました。

東京新聞7月16日「防犯を学ぶ 朝日ヶ丘小、夏休み控え「教室」」

記事はこちらから→http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201807/CK2018071602000122.html

幼稚園・保育園・こども園等指導者向け講習会を開催します!!

園での犯罪/地震からの安全と体験型安全教育指導法 園指導者向け講習会

東京都福祉保健財団・森村豊明会財団 助成事業「就学前の子どもを対象とする安全安心体験教育支援事業~「はじめてのいってきま~す」へ向けた安全安心園児指導~」の一環として、就学児の指導者を対象に「体験型安全教育」の指導に関する講習会を開催します。奮ってご参加ください。

卒園後、ひとりで通学することになる園児たちに、園指導者が大地震や犯罪などの危機に遭遇した「そのときどうする」を教えるための基礎的な知識と、危機を乗り越える「安全基礎体力」を発達段階に合わせて育むための実践的方法を、各分野のエキスパートがレクチャーします。ワークショップを通じて他の園の先生方と現場の状況を共有しながら、実践的な指導法について学んでみませんか。

第1回「犯罪編」は8月 20 日(月)、第2回「地震編」は8月 24 日(金)に開催します。
両講座のお申込みはもちろん、どちらかの日程のご参加も大歓迎です。

お申し込みはこちらから(googleフォームにリンクします)

・対象:幼稚園教諭、保育士、園管理職等

・主催:特定非営利活動法人体験型安全教育支援機構

・協力:東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課、東京都公立幼稚園・こども園長会

・お問い合わせ:特定非営利活動法人 体験型安全教育支援機構
電話:03-3946-5203
E-mail:info@safety-education.org

犯罪編

日時:2018 年8月 20 日(月)10 時~16 時
場所:文京区立アカデミー音羽
(東京メトロ有楽町線「護国寺」駅「出口1」から徒歩2分)
費用:5000 円(テキスト代込み)

「卒園後、犯罪に巻き込まれず安全に通学できるようにするために、どんなことを教えたらいい?」そのような不安をお持ちの先生方におすすめです。

【1 時限目(9:00~10:30)】

・講座の主旨説明
・犯罪基礎論(犯罪者の行動や狙われやすい被害者の特徴について等)

講師:清永賢二(元日本女子大教授、一般社団法人安心安全教育協会理事長)

・特別講演:「藤枝男児刺傷事件等から学ぶ子どもの犯罪からの危機」

講師:船山惠子((株)ステップ総合研究所教育指導部長、静岡県防犯アドバイザー協会理事長)

【2 時限目(10:40~11:10)】

・犯罪からの子どもの安全基礎論
・発達段階に沿った「安全基礎体力」

講師:清永奈穂((株)ステップ総合研究所所長、NPO 法人体験型安全教育支援機構代表理事)

【3 時限目(11:15~12:00)】

・体験型安全教育指導法(きっぱり断る、走る、叫ぶなどの具体的な指導法および保護者への指導について等)

講師:岡野育子・砂川優子・堤紘子(NPO 法人体験型安全教育支援機構理事)

【4 時限目(13:00~15:00)】

・指導案作成ワークショップ、モデル授業 清岡麻子

(認定こども園 東海大学付属本田記念幼稚園 教務主任)

【5 時限目(15:10~16:00) 】

・質疑応答

地震編

 

日時:2018 年8月 24 日(金)10 時~16 時
場所:文京区民センター(都営三田線・大江戸線「春日」駅 A2 出口徒歩2分、東京メトロ丸の内線「後楽園」駅 4b 出口徒歩5分、東京メトロ南北線「後楽園」駅6番出口徒歩5分、JR「水道橋」駅東口徒歩 15 分)
費用:5000 円(テキスト代込み)

【1 時限目(9:30 分~10:30)】

・講座の主旨説明
・地震基礎論(揺れた「そのとき」「その後」園内編/園外編)

講師:平井邦彦(長岡造形大学名誉教授)

【2 時限目(10:40~11:10)】

・特別講演「大阪府北部地震にみる子どもの危機」

講師:南美紀(認定こども園 聖ヶ丘保育園こども未来学舎 主幹保育教諭)

【3 時限目(11:15~12:00)

・地震からの子どもの安全基礎論
・発達段階に沿った「安全基礎体力」

講師:清永奈穂((株)ステップ総合研究所所長、NPO法人体験型安全教育支援機構代表理事)

【4 時限目(13:00~14:00)】

・体験型安全教育指導法 (どんな場所にいても、ひとりきりでも安全を確保し「そのとき」を生き延びる力をつける指導法)

講師:藤森訓子・岡野育子・砂川優子・堤紘子(NPO 法人体験型安全教育支援機構理事)

【5 時限目(14:10~16:00)】

指導案作成ワークショップ・モデル授業
質疑応答

講師:大道まき美(成増すみれ幼稚園 教頭)

就学前児童の指導者向け事業で実験をします

森村平成29年度 森村豊明会様からの平成29年度研究助成
「幼稚園年少・年中組を対象とする大地震からの安全指導のための指導マニュアルの作成」
が完成に近づいて来ました。
その中で次のデータを入れようと企画しています。

1.先生「にじり寄り可能距離」実験
巨大地震が襲ってきたとき、先生は何秒で子どもの側に「にじりよる」ことができるか、その距離を測ります。最終的にこの実験により、先生は、普段から子どもの周囲何メートル内に居なければならないかを決めます。

2.ガラス「飛散」実験
園外に避難する際、園の建物から「ガラス」が落ちてくる危険性が考えられます。また園児が園庭で遊んでいた際、頭上にガラスが降ってくることも考えねばなりません。そこで園の施設、特に2階部のガラスが割れた時、園庭のどこまでそのガラスが飛び散るか、を実証実験します。
これによって「園児・先生は建物からどこまで離れなければならないか」がわかります。

 

これらの実験結果は、製作中の園指導者向けテキストに反映させていく予定です。

日刊スポーツに掲載されました

日刊スポーツ(6月4日版)で、不審者の子どもへの声掛けが巧妙化してきているということに合わせて、当機構の新しい教材「子どもの安全ガイドブック」をご紹介していただきました。

「子どもの安全ガイドブック」は、保護者の方向けにつくられた小冊子で、実際にどのような声掛けがあるのか、子どもにどのように注意を促したらよいのかなどがコンパクトにまとめられています。「いきません」「いやです」だけでは乗り越えられない声掛けにも対応できるよう、具体的な情報が満載のお得な1冊です。

日刊スポーツ(6月4日版)子どもへの「声かけ」巧妙化、家庭で断り方の練習を→https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201806040000217.html