中央区社会福祉協議会「イナッこ教室」での「親子でサバイバル」講座

8秒の大事な意味について説明
8秒の大事な意味について説明

 8月3日、中央区社会福祉協議会が夏に行う「イナッこ教室」で、防災防犯を親子で学ぶ「親子でサバイバル」講座が行われました。今回の講師は、中央区で、防災や点字、読み聞かせ、などの講師をしたりボランティアをしながら新しい社会福祉活動についていつも考え活動している「ディスカバリー」の皆さんと私たちです。今回は一時間半で、防災と、防犯について体験型の安全教室を行いました。

つえを使って、歩いてみましょう
つえを使って、歩いてみましょう

防災は、5分8秒を生き残る、をテーマに、「カメ・ウサギ・コアラのポーズ」から始まり、トンネル、降ってくるものをよける、倒れてくるものをさける等々、体を動かしながら行いました。今回の特色としては、社会福祉協議会で行う事なので、車いすの方がいたらどのように助けたらよいか、目の不自由な方がいたらどうしたらよいか、自分も煙などで目が見えなくなったらどうしたらよいか、など、実際に車いすやつえを使って体験しました。

災害の時、車いすはどうしたらよいの?
災害の時、車いすはどうしたらよいの?

犯罪については、倉敷の事件を受け、声掛けや、走って逃げる、声を出すなどなど基本的なプログラムとともに、中央区の多くの方が住む、高層マンションでのエレベーターの乗り方や、普段からの近所づきあいのコツなどについても、お話がありました。

 今回の講師の方々は、中央区在住です。中央区に住む方ならではの気づきがあり、これこそが、地域で地域の子どもを育てる、ことだと思いました。私たちの基本プログラムだけではできないことです、。このように、私たちと、地域の先生が一緒になって行うことが、より一層地域の実情に沿った、体験学習になると思います。

防災の日を前に今、色々なところで沢山の防災に関する情報が出ています。あらためて、この機会に身の回りの安全見直してみるのもよいのではないでしょうか。