京都府八幡の交通事故と集団登校について

京都府八幡で、また痛ましい事故が起きてしまいました。

今回の道は、縁石もガードレールのある、危険性の低い道だったことで、関係者の皆様は突然の事故に衝撃と悲しみが絶えないと思います。

 私たちは、このような事故による登校時の子どもたちの被害を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。昨年の亀岡の事故と同様、集団登校の列に車が飛び込んで行ったという点を、もう一度考えることで、解決策が見えてくるのではないでしょうか。

 集団登校は、犯罪防止の観点からなされている点が多く、朝の見守り活動と合わせて、各地で集団登校を実施しているところが多くなっています。しかし、犯罪は実際に、何時に起きているか。実は圧倒的に、下校時に子どもが犯罪被害に遭うことが多いのです。

 むしろ、集団登校によって、子どもの交通事故の被害の拡大が考えられる地域もあり、地域の犯罪状況と、交通事故の状況をしっかりと把握し、その上で、集団で登校するべきか、個々で登校するべきか、方法と対策を検討する必要があると思います。

 また、それとあわせて、子どもや見守りが早くに怪しい車に気付き、回避行動をとる力をつけることが必要になってきています。時速50キロで走っている車は、アクセルからブレーキに足を変えてブレーキを踏み止まるまで、停車に25メートルはかかります。ということは、子どもたちは、25メートル先で、怪しい動きをしている車に気付かなければ、もう手遅れになるのです。キョロキョロしていてもいいけれど、しっかりと25メートル先くらいは見ながら歩く、この力をつけることが大切になってきています。

 物理的環境の改善と合わせて、子ども自身の力をつけること。犯罪からの安全も交通安全も基本は一緒です。