地震からの安全に関する講座が行われました。

11月12日、地震からの安全に関する講座が、文京区シビックセンター学習室で行われました。講師は、清永賢二元日本女子大学教授でした。学生さんや、幼稚園の保護者の方など、色々な方が参加してくださいました。体験型の安全教室に皆様ご興味を持っていただき、ありがとうございました。

こども110番めぐりを行いました。

今年で4回目になる子ども110番めぐりが行われました

大塚児童館主催、NPO法人とらいあんぐるさんと共同で行うこの110番めぐりは、回を追うごとに、子どもたちへの定着、地域への浸透を感じます。

児童館の先生方のご努力、とらいあんぐるの大和田理事の地域力で、この会は続いています。素晴らしいことだと思います。

清瀬市の小学校で体験型安全教室を行いました。

2013年10月25日、清瀬市第七小学校で、3,4年生を対象に体験型安全教室を開催いたしました。各学年1時間ずつ、たくさんの体験を交えて行いました。子どもたちの積極的な姿勢と、素直な態度で授業がとても充実しました。皆さんありがとうございました。

地域で連携ー岩槻区での体験型安全教室

昨日は、さいたま市岩槻区の城南小学校で体験型安全教室を行いました。岩槻区役所主催のこの教室、学校とPTAと、地域の防犯協会が協力し開催されました。たくさんの保護者の方が参加してくださり、小学1年生の子どもたちがほとんどマンツーマンで大人と一緒に体験することができました。

 学校だけでもなく、PTAだけでもなく、色んな方々と一緒におこなうことは、予想以上の効果を生みます。「地域の連携」と言葉でいうのは簡単ですが、なかなか実現は難しい。教室を共有することで情報と体験の共有ができ、今後のパトロール活動の発展にもつながります。そうはいっても、事務方の区役所の方のご苦労は大変だったと思います。本当にお世話になりました。

親子で学ぶー危機から身を守るための0歳からの安全教育

9月24日、野沢テットー広場、という住宅街にある子育て広場で、「0歳からの安全教育」というお話をしてきました。

テットー広場は、広いお庭のある一軒家を改造してつくられた、子育て世代が集まる広場です。隣の方が「マンションなどが建つよりも、子どもたちが地域で見守られながら過ごせるような場所に」と土地と家を寄付をされ、はじめられました。(詳しくは下記WEBで)

http://tetto.kuronowish.com/enjoy/environment/

親子でふらっとやってきて、お庭で遊ばせたり、お母さんたちも縁側で日向ぼっこしたりする、とても居心地のよい、素敵な場所です。

ウッドデッキと藤棚には、小さなテーブルがあり、手づくりのプールもあり、小さな小屋もあり、子どもたちが泥んこになりながら遊んでいました。自分の子どもたちにもこんな遊び場が近くにあったらな、と思わせる場所でした。

お母さんたちの表情が、とてものびのびしていてとても素敵でした。先輩お母さんがキッチンでご飯も作ってくれて(ランチとして500円で提供。)私もいただきました。(メニューは、ホウレンソウとサケのムース、チキンソテー、サラダ、ご飯、野菜スープでした!おいしかった!)

この広場では、お勉強会も開かれていて(託児つき)、ゆったりと座布団に座って、お庭で遊ぶ子供たちを眺めながら、お母さんたちがいろんなことをテーマに勉強しています。

今回は、0歳からの安全教育、ということで、殆どのお子さんが0歳~2歳、大きくて4歳、というお母さん方が集まり、興味津々で聞いてくれました。

安全のために0歳からできることってなんだろう?

実は「なーんだ」ということなのです。1に「抱っこ」、2「一緒に手をつないで歩く」、3「お話をする&お話を聞く」

ね、なーんだということでしょ。

しかしこの3つが意外とできない。

では、なんで、この3つができるとよいのか。続きは次回に。

写真は、先日文京アカデミーで行った親子安全教室の様子です。参加してくださったのは、2歳から4歳のお子さんとそのお母さんたち。パネルシアターを見ている様子です。

親子で学ぶー危機から身を守るための0歳からの安全教育2

前回0歳からの安全教育は、抱っこ、手をつないで歩く、話をする、聞く、というのが基本、と書きました。

これは、実は信頼関係を築くための積み重ねの作業ですよね。

0歳から5歳までの間に、子どもが親の豊かな愛情を感じること、母親にしっかりと抱きしめてもらうことを通して、「人間とは温かいもの」と感じ取っていきます。「人間に対する基本的な信頼感」ができて初めて「悪い考えの人もいる」「変な人からは逃げなさい」という言葉が生きてくるのです。信頼感を感じる前に「不審者」を教えても子どもは何の事だかわからないばかりか、「知らない人=不審者=犯罪者」と思ってしまうのです。

 

小学生に入ると、愛され大切にされることが土台となって、友達と仲良くすることを学びます。これが15歳以上になった時に、「みんなのために私には何ができるのだろう」と考える基盤となるのです。 だから安全教育は0歳からなのです。

 安全教育とは、命の大切さを学ぶ大切な教育です。命を自分で守る、そして、他人の命も守れるような子どもに育てるには、0歳から安全教育が必要なのです。

 

 今回、小さいお子さんのお持ちのお母さんたちとお話ししていて「お子さんはおいくつなんですか?」と聞かれ、「9歳と11歳です」と言ったところ、「えー!そんなに大きいんだ!」とびっくりされました。

 自分としては、あんまり変わらない気がしていたんだけど、、、9歳とか11歳って、大きいという感覚なんですね。「でも皆さんのお子さんと、あーんまり変わらないんですよ」と言ったら「え~~~」とがっくりしてました。

 でも、小さい子って本当にかわいいですね。ご近所の方がみんなで楽しく育児をする場、「テットー広場」また訪れてみたいです。

防犯ボランティアによる体験型安全教室

9月26日、沼津市の小学校で、体験型防犯教室「あぶトレ」が行われました。講師は、防犯アドバイザーの皆さん。体験型安全教育講師養成講座の教育実習2回目です。

今回は、80人の子どもたちを、2時限使って指導する、ということで、座学+スタンプラリー形式で行いました。

 大声は外で、きっぱり断る練習、走る練習、ロケットダッシュは体育館で、総勢20名のアドバイザーの方々が汗びっしょりで指導しました。

 下は30歳、最高年齢80歳の先生たちが、子どもとまみれて無我夢中で安全教育を指導する姿はとても素敵でした。来週は、袋井で行われます。

京都府八幡の交通事故と集団登校について

京都府八幡で、また痛ましい事故が起きてしまいました。

今回の道は、縁石もガードレールのある、危険性の低い道だったことで、関係者の皆様は突然の事故に衝撃と悲しみが絶えないと思います。

 私たちは、このような事故による登校時の子どもたちの被害を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。昨年の亀岡の事故と同様、集団登校の列に車が飛び込んで行ったという点を、もう一度考えることで、解決策が見えてくるのではないでしょうか。

 集団登校は、犯罪防止の観点からなされている点が多く、朝の見守り活動と合わせて、各地で集団登校を実施しているところが多くなっています。しかし、犯罪は実際に、何時に起きているか。実は圧倒的に、下校時に子どもが犯罪被害に遭うことが多いのです。

 むしろ、集団登校によって、子どもの交通事故の被害の拡大が考えられる地域もあり、地域の犯罪状況と、交通事故の状況をしっかりと把握し、その上で、集団で登校するべきか、個々で登校するべきか、方法と対策を検討する必要があると思います。

 また、それとあわせて、子どもや見守りが早くに怪しい車に気付き、回避行動をとる力をつけることが必要になってきています。時速50キロで走っている車は、アクセルからブレーキに足を変えてブレーキを踏み止まるまで、停車に25メートルはかかります。ということは、子どもたちは、25メートル先で、怪しい動きをしている車に気付かなければ、もう手遅れになるのです。キョロキョロしていてもいいけれど、しっかりと25メートル先くらいは見ながら歩く、この力をつけることが大切になってきています。

 物理的環境の改善と合わせて、子ども自身の力をつけること。犯罪からの安全も交通安全も基本は一緒です。