出版物・著書

「犯罪と地震から子どもの命を守る」(清永賢二・平井邦彦監修 清永奈穂著)

子どもを犯罪と地震から守る安全指導



子どもの命を守ることは、家庭でも学校でも最重要の課題です。しかし、現実には子どもの事故は減少することなく、また予想される大地震に対する準備や対応も十分ではありません。これまでの対処的な安全教育でなく、具体的な事実に基づいた体験型の安全指導が緊急に求められています。著者は、科学警察の長年のデータを基に現在の子どもに即したカリキュラムとプログラムを開発しました。例えば犯罪でいえば、児童用テキストには安全な場所、危険な場所を学ぶドリルを掲載。教師用には児童用のテキストにそった形でポイントを説明し、安全教育プログラムの実践方法をまとめます。地震でいえば、1995年の阪神・淡路大震災と2011年の東日本大震災の子どもの被害状況を分析し、地震が起きたらまず真っ先に何をどのように守るのかをテキスト化し、実際に教室で行う安全教育を具体的に叙述します。小学校・中学校が中心の本ですが、幼少一貫の安全教育が必要とされている昨今、幼稚園教育の関係者や保護者にも活用できる幅広い内容の本です。(Amazonより)

監修 清永賢二(元日本女子大学教授 ㈱ステップ総合研究所特別顧問)

著者 清永奈穂(NPO法人体験型安全教育支援機構代表理事 ・㈱ステップ総合研究所所長)

田中賢・篠原淳理

第1章 言葉を定めておこう(子どもとは

犯罪・犯罪者とは ほか)

第2章 いま子どもの危機は(警察統計は語る

子どもは語る ほか)

第3章 安全教育を組み立てる(対処的対応から教育的取り組み(対応)へ

安全教育を組み立てる ほか)

第4章 Let’s Try さあ!やってみよう(確かなマップ作りを進めよう

「ホイそれ運動会」を開催する ほか)

第5章 これからの安全教育のゆくえ(イギリスの安全教育に学ぶ

わが国が目指すべき子どもの安全教育 ほか)

清永賢二・清永奈穂著

内容紹介

狙われるヤツには死角がある、自分たちはそこを突く―。わが身、わが家、わが近隣を守るために何をすればいいのか。不審者への対処法から、伝説的大泥棒の実践レッスンまで、犯罪生態学の知見を生かした異色の防犯読本。

内容(「BOOK」データベースより)

プロの犯罪者は恐るべき観察力を備えている。彼らに特有の物の見方、考え方、そして行動パターンを知ることが防犯の鉄則なのだ。わが身、わが家、わが町を守るために普段から何を心がけ、どうすればいいのか。「やられるヤツには油断なり死角がある。自分たちはそこを突く」と語る伝統的大泥棒の実践的レッスンをふんだんに盛り込んだ異色の防犯読本。